Manabu Sakata
坂田 学
Photo by Kelton Boyer
Profile
1973年12月12日広島県尾道生まれ、埼玉育ち東京在住。父はジャズサックス奏者の坂田明、母はピアノ教師。ボーダレスな音楽環境で育ち、幼少期にピアノを習い、10歳でドラムを始める。中学校の吹奏楽部でトランペットを吹いていたが挫折。高校時代から本格的にドラムを再開し、93年米国Musical Instituteへ留学。94年に帰国し、ドラマーとして活動を始める。共演者は、あいみょん、いきものがかり、大貫妙子、川村結花、NOKKO、ハナレグミ、森山直太朗、秦基博、中島美嘉、松下奈緒、ハンバートハンバート、Bonnie Pink、トータス松本、等のポップス系から、大友良英、塩谷哲、勝井祐二、坂田明、ジム オルーク、小沼ようすけ、たなかりか、等のジャズ、即興音楽まで幅広い。ピラニアンズ、Polaris(05年脱退)、ボッサピアニキータ、ダブダブオンセン、the Herz(ザ・ヘルツ)等のバンドでも活動してきた。2004年より多数の楽器と映像を使ったソロ活動をスタート。2005年、アンビエント、エレクトロニカ、ミニマル、ダブなどの要素を独自に融合させたインストゥルメンタル・ソロアルバム「Solo Live at Penguinhouse」「Music for Nyancos ~ Hello ! Brilliant future」「gradation」をリリース。06年、エレクトロニクスとドラムを中心にパフォーマンスするスタイルで、凧の箱(カイトボックス)「なにげないもの」の舞台音楽、ギャルリ百草で行われたファッションショーFASHION×SESSION「呼吸する布」の音楽を手がける。毎回趣旨の違うソロライブを定期的に行う中で、”歌もの”の曲も増えてゆき、徐々にドラマーとシンガーソングライターが交錯。2013年からソロライブを休止し制作に集中する。制作期間10年を経て自身初のスタジオ録音による歌もの中心のアルバム『木の奥』を 2017年にリリースした(CD, レコード、ハイレゾ及び通常配信)。6,7月には「坂田学&おおはた雄一 ダブルリリースツアー ”タイム・フライズ&木の奥”」を東京, 名古屋, 大阪, 京都の4箇所で開催。10/23「木の奥」に参加した8人を迎え、レコ発ライブ「坂田学 Tree Octet」を下北沢440で行なった。
2019年公開の映画『よあけの焚き火』で自身初の映画音楽を手がけ、現在までに手がけた映画音楽は3作を数えている。
2023年、親子共演しているバンド”坂田明COCODA”のCD「枯れたひまわり」をリリース。本作に収録の「枯れたひまわりのバラード」を作曲した。